Violin究極の肩当て

HOMAREの特徴である楽器の挟み込みとBonMusicaの特徴である肩に沿わせる引っかかり構造を組み合わせて、できるだけシンプルな肩当てを製作しました。

材料はM4寸切りボルト230mm、M4ナット、足固定金具(以前のBonMushicaもどきのパーツ)、足部品、アルミ板少々、ウレタンパッド(t=5mm)、両面テープです。

肩当て部分は薄いアルミ板のため自由に曲げられます。

寸切りボルトはだいたいHOMAREの曲がり角度に合わせて、万力で挟んで曲げました。

足固定金具はこの肩当てよりリベットをバラして外します。リベットが入っていた部分がちょうどM4ネジが入るサイズです。

肩当てバッドの芯は1mm厚のアルミ板をこのようにカットしてM4ネジ×2本で固定できるようにします。

先のアルミ板に5mm厚程度のウレタンと革シートを両面テープで貼り付けます。
ネジ部分は貼りません。

アルミ板でこのような形状を作り、全ネジ本体と肩パッドを固定します。
ネジの挟み込みだけでは角度が変わってしまうかもしれないので、足固定金具の側面にアルミ板がかかり回りどめとしています。

足固定金具は市販の肩当てより取り出したものですが、新たな発見がありました。
足を差し込む穴部分はM4のタップが切られて貫通しています。この部分に足と反対側からM4の小ネジを取り付けます。下部にネジの頭が当たる突起があるので、ネジの出っ張り加減で足の角度が微調整できます。一例が次の画像です。

この微調整により楽器の幅に肩当ての取り付け幅をジャストフィットさせることができます。

補足ですが、今回製作したステンレスの全ネジをメインボディとする前に胡桃の枝で作ってみました。
残念ながら木部に振動が吸収されるのか、音が少しマイルドになりパワー感が落ちたように感じました。
全ネジ版を究極とします。

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