
ピザ窯の雨除け、日除けタープの固定、柱間に板を渡してバーベキューテーブルなどの応用を考えてパーゴラを作りました。
地面が平らでなく、掘れば石など出てくるので、束石の高さを合わせることを諦め、柱の長さで調整しました。
結局柱は2135mm、1976mm、1855mm、1891mmとバラバラです。
水平墨出し器の基準で各柱の差分を割り出し、長さを決めました。
柱と両棟は□90mm×4000mm材から2本採ることで材料の極小化を図っています。
全体サイズは約2000mm×3000mm×1900mmhです。

束石は300mm高さの羽子板金具付きです。
凍結が心配なので、地盤を突き固めた後200mmくらい石を積み上げ、束石とモルタルで固めています。その後バサモルで束石周辺を埋めました。
とにかくそれぞれの束石の設置では東西南北の水平には気を使いました。

組み立てでは、基準の柱を2個の水準器で垂直出しし添え木に固定。
それと連結させながら次の柱を2個の水準器で垂直出しし固定という手順です。
プロの方から見るとお粗末なやり方かと思いますが、なんとかある程度の精度でできました。
以下のようなものがあれば、水準器1個でできるかもしれません。

木組はこんな感じです。
シンプソン金具を棟木の固定に使いました。ただしそのままでは味気ないので、黒色塗装しました。
主要な部分の固定に用いたステンレスボルト・ナットが思ったより高価なことにびっくりしました。
無事に冬越しできれば万々歳です。
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