
元々、デザイン重視で使い勝手が悪かったのと木製本体の釘打ちにガタがきていましたので、天板より下部を作り直しました。

元の姿はこのようなものでした。(類似品の写真を引用)
これの欠点は、以下のものでした。
①ハンドルを回す時に本体を支えるのが持ちにくい
②内部の引き出し周辺に挽いた粉が散乱する
③引き出しが木製のため静電気で粉が張り付いてしまう
これらを改善するために加工を加えました。

先ずは粉受けですが、紅茶缶の天面を切って、切り口のエッジを折り曲げて作りました。
取手は元の引き出しについていたものの流用です。
最初の写真と見比べていただくとわかるように、この粉受けは高さの1/4ほどを本体上部にめり込ませて、下部にスペーサーをはめ込みます。
これによって、ミル部分を粉受けで覆った構造になるので、内部で粉が飛び散りません。

挽いた感じはこのようになります。
金属製なので静電気がたまらず、粉がケースにこびりついたり、反発で飛び出したりしません。

本体は手で支えやすいサイズの四角柱としていますので、支えながらハンドルを回すことも楽にできるのですが、さらにスペーサー部分の背面は空間を設けているので、クランプなどでテーブルに固定して、本体を手で支えることなくハンドルを回すことができます。
コメント
クランプで固定するアイデアは目から鱗ですね