
M4寸切りボルトをベースとした前回の肩当てでは、肩に当たる部分の形状や固定方法を試行錯誤しているうちに部材が追加され重量的にも構造的にも不満が残りました。
今回は、「HAYATE」という市販の肩当ての要素を取り入れてお安く製作してみました。
http://www.sixar-japan.net/HAYATE47.html

ベースはM4ステンレス寸切りボルト270mm長です。
各パーツは木製のブロックに穴加工して取り付け、寸切りボルトにナットで挟み込んで固定します。

堅めの木材を上図のように孔加工して鬼目ナットをねじ込みます。
私はアカシア集成材の木端があったので、これを使い亜麻仁油で化粧しています。

肩当て部材は百均の合皮シート加工しました。
両端にアルミ版を抱き込み、ネジ支柱で支えてハンモック状態にします。

各パーツをボルトに概略通し終わったら、楽器の幅や肩当て部材の位置、張り具合を決めてナットをしっかり締め込みます。
私は楽器への装着位置をHOMAREと同等にしています。
また、肩当て部材は固定部分の角度を変化させることも可能です。

合皮肩当て部分はハンモック状態ですので当然のように肩に沿った形になります。
私はBONMUSICAを意識して肩に少し回り込むような位置にしています。
非常に安定しています。
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